晴れた休みの日には
2005年06月02日
ピスタチオ
天気の良い土曜日には、公園の見えるバルコニーに、折りたたみの椅子を2つと、小さなテーブルを出して、小さなラジカセで“Saturday In The Park”をかけよう。
僕はビールを飲みながら、ピスタチオを袋から出して、ぱちぱちっと皮を剥く。
君は僕の隣に座って、テーブルの上のお皿の僕が皮を剥いたピスタチオをつまんで、ぱくっと食べる。
「このまま人生が終わればいいのにね」
と僕が言う。君は、
「まだたくさんピスタチオが残ってるわ」
と言う。
・・・
部屋の中から漂ってくる夕飯のカレーの匂いで目が覚めた。
「あまりにも気持ちよさそうに眠っていたものだから」
椅子とテーブルとビールの空き缶を片付けながら、下の公園を見ると
キャッチボールをしている親子の影が、佐々木マキの挿絵のように長く伸びていた。
Nikon D100, AF Nikkor 20-35mm f/2.8
僕はビールを飲みながら、ピスタチオを袋から出して、ぱちぱちっと皮を剥く。
君は僕の隣に座って、テーブルの上のお皿の僕が皮を剥いたピスタチオをつまんで、ぱくっと食べる。
「このまま人生が終わればいいのにね」
と僕が言う。君は、
「まだたくさんピスタチオが残ってるわ」
と言う。
・・・
部屋の中から漂ってくる夕飯のカレーの匂いで目が覚めた。
「あまりにも気持ちよさそうに眠っていたものだから」
椅子とテーブルとビールの空き缶を片付けながら、下の公園を見ると
キャッチボールをしている親子の影が、佐々木マキの挿絵のように長く伸びていた。
Nikon D100, AF Nikkor 20-35mm f/2.8